LaTeX(ラテフ・ラテック)とは?
こんにちは。
まさぶです。
最近のオイラのマイブームは
(公式ロゴ)
LaTeX (ラテフ、ラテック)です。
理工系の人には常識みたいなものなんでしょうが…
ご存知でない人のために説明しますと…
これは、何かというと、
一言でいうと、「組版(くみはん)ソフト」です。
組版?ハテ?何のこと?(・・?
国語辞典で調べてみると…組版とは
「活版印刷で、原稿の指定に従って、
拾った活字・込め物・罫線(けいせん)などを組み合わせて
版を作ること。また、その版。」
簡単に言うと、
原稿を本の形にレイアウトして
図や写真などの入る位置を指定することだそうです。
刷る前の工程になります。
一般の雑誌などでは、写真やカラーが盛り沢山なので、
QuarkXPress
Adobe InDesign
といったDTP(DeskTop Publishing)ソフトを使って組版するのが
一般的だと思います。
私自身も、昔々これらを使っていた時期もありますが、
使いこなせるようになるには時間もかかるし、何より、ソフトの値段が高すぎます。
まあ、プロ用なのでしょうがないか。
オイラを含めた一般の人は、印刷物を作る、といっても
写真は、数点しかなくて、ほとんどがテキスト主体の文書でしょうから、
プロ用のソフトを買い揃える必要はありません。
フリー(無料)で
美しい印刷物を作れるシステム、と言えばわかりやすいでしょう。
市販のワープロなどは、数式の複雑に入り組んだ文書を作るときなどは
結構手間がかかり、しかも手間の割にはイマイチだったりします。
テキストばっかりの文書を試しに作ってみると、
Wordでは、変な所で行が変わったりして
えらく間延びしたりして格好わるいできばえ
の時がありますが、ラテフでは、そういうことはなく、
本当にきれいに整形してくれます。
元々英語圏で作られたLaTeXを
日本語環境で動かすには、
日本語用に修正されたファイルも含めて
すごく沢山のファイル
をインストールしないといけないのですが、
幸い、一括してインストールできるように作られたファイルが
で提供されていたので、これを利用させてもらいました。
ただ、仕上がりが美しい反面、元となるファイルは、
ワープロとはかなり赴きが異なります。
といったエディタと呼ばれるソフトを用いて、以下の様なソースファイルを
作る必要があります。
--------------------------------------------------
\documentclass[a4j,12pt]{jarticle}
\usepackage{amsmath,amsthm,amssymb}
\usepackage{epic, eepic}
\usepackage[dviout]{graphicx}
\title{sample}
\author{masaboo}
\date{\today}
\begin{document}
\begin{quote}
\baselineskip 25pt plus 1pt minus 1pt
{\bf \Large [1]}(配点50点)
次の問いに答えよ。ただし,$ \displaystyle \lim_{x \to \infty} \frac{\log x}{x}=0 $
であること,また,$e$は自然対数の底で,$e<3$であることを用いてよい。
\begin{description}
\item[(1)] 自然数$n$に対して,方程式$ \displaystyle \frac{\log x}{x}=\frac{1}{3n} $は$x>0$の範囲にちょうど2つの実数解をもつことを示せ。
\item[(2)] (1) の2つの実数解を$\alpha _n$,$\beta _n$とするとき,
\[1<\alpha _n <e^\frac{1}{n},\hspace{10pt} ne<\beta _n \]
が成り立つことを示せ。また,$ \displaystyle \lim_{x \to \infty} \alpha _n$を求めよ。
\end{description}
(以下省略)
--------------------------------------------------
これを印刷すると、上の方に載せたイメージのようになります。
好奇心旺盛な読者のために、
オイラが作った原本ファイルをアップしておきます。
TEX用のソースファイル(EasyTex等のエディタが必要です):
math_practice.tex
因みに、PDFファイルに出力するとこうなります。
(すごくきれいなのにびっくりしませんか?)
math_practice.pdf
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆
なぜ、突然このようなソフトを使いはじめたのか?というと、
実は、
フリンダース大学のPhDコースの友人(もちろん外国人)
が困って泣きついてきた?からです。
Master、PhDコースの人たちは、
大学へ提出する学位論文(Thesis)を
何と、このLaTeXを使って制作したものを提出しないといけないからだそうです。
理工系では常識に近いと思いますが、
文系や医学系ではほとんどなじみがないのが現状です。
そこでPCにあまり詳しくない彼のために、
1日ほど調べて代わりにちょっと使えるようになってあげた訳です。
Wordなどでも、付属の数式エディタを使って数式を貼り付けたりできますが、
絵として張り込まれるため、数式の修正などがあったりすると少し大変です。
というか、使い勝手はあまりよくないです。
見出しに自動で番号をつけたり、脚注をつけたり、と
設定次第で、市販の印刷物と遜色のないクオリティのものを
作ることができます。
原稿を、粗方Wordなどで作って、最終レイアウトをLaTeXで出力する、
というのが賢い使い方だと思います。
因みに、岩波、技術評論社、白水社といった大手の出版社でも、
このTEXシステムを使って出版しているそうです。
ホームページ制作などでHTMLタグ入力などに慣れている方なら
TEXでもタグに似た文法で囲っていく感じなので、それほど違和感なく
できると思います。
| 固定リンク | コメント (7) | トラックバック (1)



















最近のコメント